プロフィール

野呂 幸(のろ さち)
株式会社 FAプロダクツ 広報・マーケティング部

2017年10月入社。宮城県黒川高等学校電子工学科卒。陸上特殊無線技士、電気工事士、電気機器組立(シーケンス制御作業)などさまざまな資格を持つ。卒業後は地元の工場に入社し、機械オペレーターとして働く傍ら、友人と3人ユニットで、歌などでイベントに参加。ユニット解散後、上京し、音楽や映像など芸能活動を行う。その頃、ヘルプで入っていたイベントコンパニオンでの仕事ぶりから、たまたま展示会に出展していた天野にポテンシャルを見いだされ、スカウトされる。FAプロダクツに入社し、デジタルマーケッターとしてのキャリアをスタート。学びに溢れる日々を送っている。

いったん始めたら、とことん楽しむ。
空手も歌も、何だって。

いったん始めたからには楽しむ。やるからにはとことんやる。昔からそんな性格です。高校時代は空手道部に所属していたのですが、入部のきっかけは、中学時代のテニス部で一緒だった友人の一人に呼ばれ、空手道部の顧問に会った途端に握手し、入部を確約されたから(笑)。正直、痛いのは嫌いで、空手道に興味はなかったのですが、一度始めてみたら「型」の魅力にハマり、3年間、空手漬けの日々を過ごすことになりました(笑)。その反動で、文化祭では全校生徒の前で『残酷な天使のテーゼ』を熱唱、ということもありました。卒業し、地元の工場に機械オペレーターとして就職してからは、人前で歌うことの快感が忘れられず、友人と3人でユニットを組んで、イベントで歌っていましたが、あるとき、リーダーが「歌を真剣にやる」と言って上京、ユニットは解散に。その後、音楽に触れない生活はつまらなく感じてしまい、自分も歌をとことんやるために20歳のときに上京し、事務所に所属して芸能活動を開始しました。歌って、踊って、ステージ上から知っている方を見つけた瞬間はとても嬉しく、感動していたのを覚えています。その感謝を、音楽を通して伝えたいという想いでいっぱいでした。今までの経験は、一見バラバラなようでいてそうじゃない、自分の人生を通して、すべての物事が繋がっていて、一つ一つのことすべてに意味があると思っています。ですから、きっかけはどうであっても、新しい世界に入ったら、どうしたら楽しめるかな、成長できるかな、ということを考えるようにしています。基本的に超ポジティブです!

コンパニオンからマーケッターへ。
そのとき天野が動いた。

FAプロダクツに入社したきっかけは、芸能活動をしながら、ヘルプで入っていたイベントコンパニオンの仕事です。展示会やイベントで商品・サービスの説明をするだけでなく、ときには運営の手伝いもしていました。イベントコンパニオンの仕事では、出展する会社の資料や、商品のマニュアルを事前に渡されることが多いのですが、「やるからにはとことんやる」と思っていたので、事前に資料を読み込むのはもちろん、プロとしてその場所で働くために、自分なりに考えて動くようにしていました。たとえば、展示会でお客様から名刺をいただくにしても、ソリューションを売るのが目的の場合は、なるべく決裁権限のある上席の方の名刺をもらうようにするとか、複数の企業が合同で行っているイベントで、他のブースと連携した方が良さそうなときは、一緒にやらせてもらえるようにかけ合うとか。そんなふうに仕事をしていたら、あるとき、出展していた天野さんから「ウチの会社に来ない?」と、声をかけていただきました。現場を明るくする力、周りを巻き込む力を評価していただけたそうで、驚きましたが、自分なりに考えて仕事する姿を見てくれる人がいたことが、素直に嬉しかったです。

想定外の東京オフィスライフ。
溢れる「知りたい!」がモチベーション。

まったくの未経験からFAプロダクツに入社して、今は、一人前のデジタルマーケッターになるために、広報・マーケティング部で、勉強しながら働いています。自分が東京で会社員になるとは思っておらず、初めてのオフィスワークに日々、学びしかありません。お茶出しもしたことがなかったので、お客様がきて、ご挨拶して、ということすら楽しめています(笑)。学ぶこと、勉強することは好きなので、たとえば「マルケト」というマーケティングシステムの機能を見ても、「こういうことができるのか!それすごくおもしろそう!」と、思ってしまいます。知らなかったことを知れることで、「じゃあ、こういうときはどうするのだろう?」と、たくさんの「知りたい」が増える瞬間は、モチベーションが上がります。インサイドセールスで、ひたすら電話をかけるのも学びの一環。新しいステージなので、壁はつくらずに、アンテナを張って、とにかく何でも吸収していこうとしています。その学びの先に、FAプロダクツでしかできないこと、自分にしかできないことを見つけようと思っています。

何も知らないなら、
できるようになればいい。

地元は田舎ということもあって、同級生には、もう結婚して子どもが2人いるという人もたくさんいます。人によって幸せのカタチはいろいろあると思いますが、東京でこうして働いていると、結婚して子どももいて、バリバリのキャリアウーマンってカッコ良いな、と思うようになりました。地元にいた頃は思い描けなかった未来像が見えてきたことで、今では、私もキャリアを積みたいな、そんな女性になりたいな、と思っています。また、地元で機械オペレーターとして工場で働いていたときは、決められた作業をとことん覚えてやっていくという仕事で、それはそれで面白かったのですが、今は、自分にとって初めてのベンチャーで、新しいことを導入する核に触れていく、自分にしかできないものを作り上げていくという道にやりがいを感じています。FAプロダクツは、何でも学べて、提案もできる、今の自分にとっては、最適な環境です。それに、集まっている“人”が良い会社。私のように、未経験の方や女性でも、FAプロダクツで一緒に挑戦してみたいという方なら、不安はいらないよと伝えたいです。「何も知らないから、何もできない」ということは全くなくて、日々学んで、できるようになればいい。皆さん優しいので、一緒にがんばろうって言いたいです。

幸、という名前のとおり、HAPPYなオーラに包まれています。名前にこだわるようになったのは、小学校のときの「自分の名前の由来を聞こう」という授業がきっかけ。「自分が幸せになるのはもちろん、関わりある周りの人も幸せにしてほしい」という両親の想いが込められていることを知り、自分の名前がすごく好きになりました。家族仲はすごく良く、今でも両親の結婚記念日には、姉や兄とおめでとうのサプライズをし、誕生日には、父と母からおめでとう、大好きだよ~と愛をもらうような関係。上京し、離れて暮らしておりますが、心配しながらも送り出してくれたことに感謝をし、親孝行を常に考えています。幸せ、愛、感謝に溢れる人間です。