プロフィール

小林寛幸(こばやし ともゆき)
株式会社オフィス エフエイ・コム FAシステム本部 制御ソリューション部 制御技術課

2015年1月入社。栃木工業高校情報技術学科を卒業後、地元の製造業の会社で生産設備に携わる。その会社が海外移転するのに伴い、オフィス エフエイ・コムへ転職。妻も栃木育ちで、出会いは前の会社。休日は妻と一緒にショッピングモールなどにでかけることが多い。小山は、ほどほどに田舎で、都会過ぎないところが好き。以前は、PCを自分でカスタマイズしたり、ゲームを朝までやっていたりしていたこともあったが、今は妻と出かける方が楽しい。

自分が目立つよりは
和気あいあいが好き。

生まれは千葉で、幼稚園に入る前に栃木に越してきて、それ以来、ずっと栃木住まい。高校生になる前くらいからPCが好きで、高校は地元の栃木工業高校の情報技術学科に進んで、情報技術や電機、PCのプログラミングなどを勉強しました。あまり目立つのが好きではないため、学生時代は、人の先頭に立つというよりは、クラスメートと和気あいあいと過ごす方が好きでしたね。高校を卒業してからは、地元のメーカーに就職して、MD、MO、光ディスクやPCのバッテリーの製造や、生産設備のメンテナンスをしていました。そこで制御系の仕事をしていたのが、今のオフィス エフエイ・コムでの仕事につながっています。

生産設備をつかう側から
つくる側へ。

前の会社が海外移転することになり、工場が閉鎖したため、再就職でオフィス エフエイ・コムに転職しました。前の会社では、生産設備をユーザーとして使っていましたが、この機会に、もう少し高度な部分、設備を構築する側の仕事がしたいと考えていて、その中で急成長中のオフィスエフエイ・コムの存在を知り、会社と一緒に成長したいと思ったのが、入社のきっかけです。生産設備に関しては、取扱いもメンテナンスも慣れていたのですが、それをイチからつくるとなると、だいぶ仕事内容が変わりましたね。基礎は知っていますし、前職の経験はもちろん活きていますが、想像していたよりずっと難しいというのが正直な感想です。それに、ここでは、さまざまな工場に最適なものをオーダーメイドのようにつくるので、同じ設備をつくることはほぼありません。案件ごとに、一からつくりあげるので、常に高いレベルが求められて大変ですが、その分、飽きがこないのでおもしろいですよ。私の場合、生産設備のユーザーだったのが強みになると思いますので、ユーザー目線で、操作のしやすさなどの工夫をしています。

50mから30cmまで。
ジャンルにはとらわれない。

現在は本社勤務で、プログラム構築、図面作成、マシン設計を行い、形ができたら工場で組み立てて、ソフトを入れて実際に動かしてみます。それでOKであれば、クライアント先に持っていくという流れですね。取り扱う分野は非常に幅広くて、自動車の部品や物流や…最近ニーズが増えてきた食品も扱っています。私が入社したばかりのときには、アパートの骨組み、たとえば鉄骨や溶接したパネルを自動で生産する設備をつくったことがあります。これはつくるモノも大きかったし、設備自体も50m×50mくらいの大きさで、私が扱った中では一番大きくて、担当した期間も1年くらいと一番長かったですね。何せ想像を超える大きさですので、お客様先で設備を調整するだけでも何か月もかかりました。逆に、一番小さい設備だと、30cm×30cm程度。本当に作る設備はさまざまで、設備をつくるのに使う部品のメーカーもさまざま。数週間で終わるものもあるし、1年かかるものもある。なので、案件ごとに新しく勉強することになります。ですから、自分の仕事について、ジャンルで分類するという考え方はしたことがないですね。縛りは設けずになんでもやります。

トップクラスの会社で
トップクラスの技術者に。

オフィス エフエイ・コムは、それほど大きな会社ではないのに、国の政策や経産省のプロジェクト、業界の標準化などに関わっていて、他の会社も経験してきた私の目から見ても、珍しい会社だと感じています。業界トップクラスの会社で、今後もっと大きくなるんじゃないでしょうか。私としても、その会社の中で、トップクラスの技術者、一つのことに長けているというよりは、なんでもトップクラスでできる人になりたいですね。そのためには、向上心を持って、新しいことにチャレンジし続けるのはもちろん、継続しないと力にはならないので、日々、地道に勉強をし続けていくことが大事だと思っています。ですから、進化し続ける事に喜びを感じられる人が活躍できる会社ではないでしょうか。一からつくった設備がお客様のところに届いて、それがきちんと動くところを確認して帰ってくるときに味わう達成感は最高ですよ。新しい仲間と、ぜひその達成感をいっしょに味わいたいですね。

まじめな印象を持たれることが多いですが、子どものときから、夏休みの宿題は最後に重い腰を上げてがんばるタイプでしたね。当然のことながら納期は守りますが、はじめから目一杯の力で取り組んで息切れをするのではなく、適度に余力を残すようにしています。その方が精神的にも余裕をもって、柔軟な発想もできますし、結果的にお客様によりご満足いただけるようなシステムを提供できると思います。